バイク ETCの情報を公開中

バイクETC.navi > バイクETCの基礎知識

バイクETCの基礎知識

バイク用ETCについて

これまで、ETCサービスと言うと一般車両を対象にしたものが普通であったのですが、ETCシステムの向上により、平成18年、11月1日より二輪車用のETCも本格的に運用されることとなりました。これは文字通りバイクなどの二輪車にも対応したETCであり、これを利用することによって一般車両と同様、バイクなどの二輪車でもETCシステムを利用することができます。

かねてから二輪車へのETCシステム採用の案はあったにも関わらず、バイクの形状そのものがシステムの最大のネックとされ、実用には至っていませんでした。バイクは自動車と比べて車載器を搭載するスペースが限られており、また、アンテナなどの設置位置なども問題とされ、それだけではなく、車載器がバイク本体から受ける振動や熱の影響、また、雨や風などによる影響なども考慮する必要がありました。平成17年には試用運転が実施され、そしていよいよ平成18年に実用化という運びになったというわけです。

バイク用ETCと車用ETC

車用のETCもバイク用のETCも、機能的には何ら変わりはありませんが、その車体の大きな違いからETC車載器そのものの形状に大きな違いが見られます。前項でも挙げたように、バイクの場合「収納スペースの限界という問題」、「本体の振動や熱、また、雨や風、埃などにも絶え得る耐久性の確保という問題」などに加え、「盗難などに対するセキュリティの問題」なども課題としてありました。つまり、バイク用のETCはこれらの問題の全てを解決した「小型で防水、防振などの耐久性に優れたもの」であることが必要であったわけです。

これらの問題が見直され、改善されてようやく実用に至りましたが、それでもまだ「セットアップ」においては、車用とは違い全てオフラインセットアップとなるため、ETCシステムの利用申し込みから実際の利用までには、約1〜2週間程度の期間が必要となります。

バイク用ETCを導入するにあたって

さて、バイク用ETCの最大の課題の一つでもあった「車体の熱や振動、雨や風、埃などにも耐え得る耐久性」という問題については、度重なる改良、改善によって一定のレベルまで確保されたものの、やはり精密機械である以上は熱、水、衝撃に弱いという点は否めません。どれだけ開発基準が高いとは言え、水や衝撃などに弱いというのは否めないところでしょう。

もちろん、平成17年より一般モニターを募集して試用運転なども行い、その最低限の耐震性、耐水性などは確保されているため、過度に神経質になる必要はないかも知れません。車載器には防水対策などが施されてはいますが、万一の故障などを防ぐため、やはりETC導入後は、できるだけETCに負担をかけない扱いをすることが望ましいと思われます。また、車載器を設置する場所についても工夫した方が良いでしょう。

二輪車ETC車載器リース制度について

二輪車ETC車載器リース制度とは、バイク用ETCを利用するにあたり、それにかかる初期費用を軽減するために行われるサービスのことを言います。これらはETC車載器のリース、割賦販売、クレジット販売などによる経費の一部を助成して行われるのですが、このサービスを設けることによって、ETC利用者の確保、その促進を効果として狙ったものでもあります。

財団法人道路システム高度化推進機構により実施されるこのサービスを利用するには、リース、割賦販売、クレジット販売の契約で、二年以上の期間、二回以上の支払いをするという契約を結ぶ必要があります。また、申し込みをするには審査を受ける必要があり、審査には二日〜一週間程度の期間が要される場合もあります。審査後は、利用料金の総額から、助成額として15750円が割引されます。

バイク用ETCの問題点

これまでに、バイク用ETCの問題点については何度か触れてきましたが、やはり一番の問題は防水でしょう。バイク用ETCは当然防水加工が施されていますが、万全を期して、水のかかりにくいシートの下などに取り付けるのがもっとも望ましいとされます。水がかかりにくい位置と言えばサイドバッグなどを想像する人もいるかも知れませんが、車載器は基本的に、設置後は位置の移動、取り外しなどはできません。固定して使用することになるので、サイドバッグの中などに取り付けるのは不可能となります。

また、盗難対策という問題もあります。特にバイクは車と違い、比較的盗難されやすい形状であると言えます。そのため、バイクに乗らない時などは、ETCカードを車体から外しておくことをお勧めします。